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“SDGs”17のゴール ー「4.質の高い教育をみんなに」ー

この目標4は、「すべての人に包摂的(※一つの事柄をより大きな範囲の中に包みいれること) かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」のテーマのもと、10個のターゲットから構成されています。

ターゲットの対象となっているのは、子どもの教育のみならず、年齢に関わらずすべての人が対象となっている”働くこと”や感染症、薬物、アルコール、交通事故、医療、環境、ワクチンや薬などの医療品へのアクセスに関して掲げられています。その中に、フェムケアに通ずる特に興味深いターゲットがあります。

『2030 年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。』

『2030 年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。』

(「4.質の高い教育をみんなに」のターゲットより全文抜粋)

教育とは学校でなされるものに限定されるものではなく、分野やスケールに関わらず、”学習したい”という意思を持っている人々に適用されます。自身のスキルをつけることに対して、個人や企業を越えて国レベルで目標が定められているのです。

学ぶためには、金銭面だけではなく、環境面も整備することが必要です。例えば、自分の学びにおける到達目標を定めるだけではなく、実際に”学び”が活かされる環境に身をおけるかどうかまでを見極めることが大切です。

では、学校以外での学びとなると、考えられるものは大きくわけて2つ。「仕事としてスキルアップのための学び」と「私生活のクオリティをアップするための学び(趣味の領域)」があります。

弊社が運営するVIO脱毛専門店「Pulito(プリート)」に関する教育、VIO専用コスメの「ハイジニーナセラムシリーズに関する教育」、「事業に関わらない弊社全体に通ずる教育(理念など会社のコアの部分)」の3つがあります。弊社は”この3つの教育”において、社員に対しての学びとお客様に対しての学びの両面を実現することに注力しています。

プリートを例として考えてみると、

教育の方向は、企業→スタッフ、スタッフ→お客様という2方向があります。

<企業→スタッフ>

「専門店」の看板がある以上、お客様にが求めるハードルは高いと推測されるため、VIO脱毛のスペシャリストが揃っているイメージにマッチする、相応の「接客」と「施術」を提供でき、その両方で高いレベルを保つ「教育」が必須です。そこで、プリートでは、経験の有無を問わず、専門店のスタッフとして必要なスタートアップの研修をはじめとし、カウンセリング・スキルアップ・役職者の計4つの研修カリキュラムを用意しています。接客力と技術力をあげるだけではなく、”自身のキャリアをデザインする”重要な内容も含まれています。どのような時間と手順を踏んで、キャリア構築できるのかという”道筋”を提示することで、結婚、出産、介護などライフイベントを見越してキャリア考える時間をつくり、自分の未来に向き合い、目的目標を明確にして自己実現を可能にしています。段階に応じて、必要な知識・技術・マナー・販売方法などを学べる教育カリキュラムを用意し、お客様の健康と美容を支えるプロとして知識を身に付け、ハイレベルな技術、接客マナーを磨いており、「仕事としてスキルアップのための学び」を深めています。

<スタッフ→お客様>

カウンセリングと必要な知識のかけ合わせによって、お客様の現状を把握した上でお悩み解決ができるため、お悩みを解決する方法をお客様にお伝えし実践いただくこと(=教育)に注力しています。サロンでのフォローはもちろんですが、特にデリケートゾーンケアは習慣化されていない側面からも、ケアの文化を根付かせるためには教育が必須です。そのため、どのようなことからケアしていくべきかを正しく伝えていくことで、お客様それぞれが「私生活のクオリティをアップするための学び」を得ることができます。

こうした「専門店」の名に恥じない教育制度の賜物ともいえる「接客満足度」・「施術満足度」において、ともに高い数字を樹立しており、この顧客満足度の高さがハイクオリティサロンの裏付けにもなっています。

テーマである「すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」ことを実現するには、企業ごとの教育プログラムの構築と環境の整備に加えて、ひとりひとりがなりたい姿を明確にすることが大切ではないでしょうか。具体的な夢

を持つことを無理に促すのではなく、可能性を広げる教育が女性のエンパワーメントにもつながると信じています。

 

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