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“SDGs”17のゴール ー「5.ジェンダー平等を実現しよう」ー

この目標は、「性別の差別がない未来を目指します。誰しもが平等に機会を得られる世界をつくる」のテーマのもと、9個のターゲットから構成されています。

ターゲットの対象となっているのは、女性差別をなくすだけではありません。未成年者の結婚や人身売買の撤廃といった、社会的な問題や女性のエンパワーメントに関わるターゲットがあります。

女性のエンパワーメントに関するターゲットは、以下です。

『女性のエンパワーメント促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。』

(「5.ジェンダー平等を実現しよう」のターゲットより全文抜粋)

ハイジニーナセラムシリーズを手がけるファンスクウェア株式会社(以下、弊社)は「フェムケアの力で日本の女性のエンパワーメントに貢献する」という理念を掲げています。エンパワーメントは、能力開発と訳します。

私たちの理念の体現こそが、ジェンダー平等の実現の1歩となるのです。

『女性のエンパワーメント促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。』に対する弊社の取り組みについてお話しします。

まず、ICTとは何か?からおさえていくとともに、IT・IoTについても併せて確認してみましょう。ICTを駆使することで、場所や時間の制約に幅を持たせるため、様々な境遇にも対応がしやすくなるという狙いでしょう。

IT
正式名称:information Technology
意味:情報技術そのもののこと
活用例:コンピューター・アプリケーション・ソフトウェア等

ICT
正式名称:information and Communication Technology
意味:通信技術を使って人とインターネット、人と人が繋がること
活用例:メール、チャット、SNSの活用、通信販売の利用、ネット検索等

Iot
正式名称:Internet of Things
意味:人を使わずモノが自動的にインターネットと繋がること
活用例:自動運転、スマート家電など

女性のキャリア構築の障壁となってしまうものとして、結婚・出産・介護といったライフイベントが挙げられます。これにより、「働く時間が変わる」「働く場所(所属)が変わる」といったことがありますが、不安な点は、“業務が滞りなく進められるのか“ということではないでしょうか。引き継ぎに時間がかかってしまったり、埋められない穴ができてしまうことを考えたときに、すぐに遂行できるリスクヘッジは何になるかと言われたら、そのような状況にある女性の仕事を引き上げることも一つになるのかもしれません。そうすることで、ライフイベントを機に現行の仕事内容を継続やステップアップの機会を失ってしまい、キャリアが止まってしまうことも考えられます。

業務を続けられる環境やコミュニケーションのインフラを整えておくことは、仕事がしやすい環境を作ること。これは、性別や立場、その人が置かれている環境に関わらず、様々な場面で恩恵をうむでしょう。そして、女性の働きやすさを整備することに繋がり、結果として女性のエンパワーメントを促す機会を増やすといえます。

女性社員が100%を占める弊社は、子どもを育てながら働くワーキングマザーも多く、働き方も多種多様です。

また、サロン事業部・コスメティック事業部・管理部・WEBメディア事業部の4部署から成り立ち、情報共有のスピードと情報へのアクセスのしやすさを考慮して「Workplace」を使っています。

新型コロナウイルス感染拡大前であれば、小規模の強みを生かし、2カ月に1回の全体会議や忘年会、新プロジェクトのキックオフミーティングなど、あえて全員が顔を合わせる機会を設けていましたが、このご時世だからこそ、ビジネス向けSNS「Workplace」を情報共有と交流の場として活用しています。ともすると伝言ゲームになってしまいがちな業務連絡をダイレクトかつ効率よく届けることができるのに加え、各サロンやスタッフ間の距離を縮めることも狙いです。

これは、長年 エステティシャンとして現場に携わった代表の経験からうまれたものです。自サロンの取り組みについてはよく分かっていても、他店についてはまったく情報が得られないという状況を経験したことから、よいことも、悪いことも共有し、改善や進歩につなげることを目的として、共有のための仕組みづくりにとり組んでいます。全体会議の際に各サロンの課題や取り組みを共有したり、「こういう時はどうする?」などと事前に課題を出して意見交換をしてもらったりもしています。

人生100年時代と言われる昨今、女性たちもライフステージに合わせた形で働き続けることが求められています。産休育休の制度を整え、キャリアの継続をサポートしています。幸い、弊社のお客様には主婦層も多く、午前中のみといったニーズも高いので、時短勤務のスタッフもほかのスタッフと住み分けしながら続けることができています。さらに、サロンの現場に限らず別の形で会社に戻ることを選択できる仕組みづくりにも取り組んでいます。店長が出産を経て現場に戻るとしても、現実的に店長職を子育てと並行してこなすことは難しいもの。そうした役職者の次のステップとして、コスメティック事業やWEBメディア事業など、サロンに関わらない形の展開を広げ、選択肢を広げることをめざしています。

自分はどういう人生を歩みたいのかという問いをベースに、キャリアを積める環境が整備されているかどうかという視点でも選ばれる企業体制を強化することで、女性のエンパワーメントに貢献できると信じています。そして、この貢献がジェンダーギャップ指数を小さくすることに繋がります。IT、ICT、IoTの活かし方が、持続可能かつ時代が求める企業体制の構築を左右するといっても過言ではありません。

私たちが掲げている「フェムケア文化を日本に根付かせる」こととインターネット

の親和性は意外にも高いと感じています。

現在の小学校教育でも、既にiPadが支給され、IT、ICT、IoTに早くから馴れ親しむ施策が実施されています。その世代が社会に出るのは早くても10年後。SDGsのゴールは2030年までに達成する目標として掲げられているため、今こそ意識を変えて取り組むべき問題でしょう。

「ジェンダー平等」というと、何から手をつけるべきか迷ってしまうセンシティブなトピックですが、身近なことから取り組んでいくことで、理念の体現に努めています。

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